本橋で採用した耐震補強工事のうち「橋脚巻立て工」についてご説明します。
橋脚巻立て工とは、このままでは大きな地震が来たときに耐えられない橋脚に対して、周りに鉄筋を立て、コンクリートを打ち込むことで、地震に対抗する強さを強くしてやる工事のことです。
今まであった橋脚をコンクリートでぐるりと取り囲むようにすることから「巻立て」という言葉が使われています。
実際の工事風景を見てみましょう。
- 1) 橋脚全体が現れるように、地面を掘り返し、橋脚をきれいにします。
- 2) 鉄筋を橋脚の周りに組立て、その周りに型枠を組んで中にコンクリートを打ち込みます。
- 3) 写真はコンクリートを打ち込んでいるところです。型枠は木の部分です。