緊張作業を行います

これから緊張作業を行います

緊張作業を行います。

緊張作業とは、先ほどのセグメントの中にPC鋼材という丈夫な鋼の線を通して、それを引張る(緊張させる)ことです。

この作業により、接着剤でくっつけただけのセグメントがしっかり結合しあい、また、セグメントを作っているコンクリートの密度も上がり、橋桁として上に車などが載っても壊れにくいものとなります。

緊張作業を行うところを拡大したのが下の写真です。

コンクリートの中から突き出た太い針金状の物がPC鋼材(PC鋼線)で、その下ではジャッキを用いてPC鋼線を引張っています。

黄色い板は防護板というもので、万が一PC鋼線が切れたとき、PC鋼材がはじけ飛ぶ危険性から被害を防ぐものです。

緊張部分拡大図