金沢工業大学 現場見学会

金沢工業大学における今回の現場見学会は、金沢工業大学独自の反転授業の一環として行われました。

反転授業とは、学生・児童・生徒が新しく学ぶ内容を授業の前に予習してきて、実際の授業ではテストや演習を行って予習した知識を確認、自ら説明したりすることで新たな気付きを得たり、問題を解決する能力を養うという授業形態です。

今回の見学会までに、金沢工業大学の学生の皆さんは中空床版橋の現場対策について、自分たちで様々な学習をしていらっしゃいました。

中空床版橋は学生の皆さんにはまだ難しいかもしれないと私たちは思っていましたが、さすがにコンクリートを専攻している皆さん、プレストレストコンクリートもご存知でした。

見学会では中空床版橋は橋桁を中空にすることで軽量化していることを学生自ら説明できたり、コンクリートの試験練りを実施しているからこそ出てくるような打設に関する質問を現場担当者に積極的に投げかけてくるなど、学生の皆さんのやる気がすごく伝わってくる見学会となりました。

東京支店管理課からも課長の山岡が参加し、土木工事に関してのお話をさせていただきました。

現場に対する学生の皆さんの興味、学習内容や土木に対するイメージがより良いものとなれば幸いです。