張出架設工法とは

本橋で採用されている架設方法「張出架設工法」は、まず橋脚をつくり、そこから『やじろべえ』のように バランスをとりながら左右に3~4mずつ橋桁を延ばしていく工法です。

支保工(橋げたを作るときに下から橋げたの重さを支えるもので、工事終了後撤去されるもの)を必要としないので、地面から足場を作れない深い谷などに橋を架ける場合や、交通量の多い道の上に橋を架けるときに力を発揮します。

 張出架設工法の製作ステップ

1)橋脚直上の主桁(柱頭部)を作ります柱頭部を作ります

 

 

2)移動作業車を組み立てます

 移動作業車を組み立てます

3)やじろべえのようにバランスを取りながら少しずつ橋桁(手)を伸ばしていきます

バランスを取りながら桁を作成します

 4)お互い伸ばした手を繋いで完成です

 桁と桁を繋いで完成です