橋脚(きょうきゃく)なら知っているけど、橋台って何? とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうか。
もしかしたらご存知の方しかこのようなページを見ていらっしゃらないかもしれませんがご説明させていただきます。
橋台とは橋の両端部分で橋桁を支えるところです。
多分、皆さんは橋の脚の部分はすべて橋脚だと思っていらっしゃるのではないでしょうか。実は橋の両端の脚の部分だけは橋台といい、その間で橋桁を支える部分を橋脚といいます。
写真はその橋台を裏から見た部分です。
橋台は橋の両端ということで、道路側から土の圧力がかかります。橋梁概要の橋の側面図をご覧いただくと分かるように、最終的には土に埋もれる部分です。
橋台を作るとき土があっては作れないので写真のように土をどけて作業をします。
写真両方に突き出た部分はウイングといいます。これで道路側の土砂が崩れないようにします。