昨日の記事でも紹介した、吹田高架橋で最初に施工するP4~P5(P4橋脚からP5橋脚の間)の様子です。
吹田高架橋は橋脚の上で橋桁のコンクリートを固めていく場所打ちという工法で作られるため、橋脚以外でもコンクリートが固まるまで橋桁を支えておかなければいけません。
そのため写真のような「支保工(しほこう)」というものを設置します。階段がついていることからわかるよう、足場の役割も果たしますが、一番大きな役割は、橋桁が完成するまで橋桁を支えてやることです。
手前の方は枠組式支保工といって橋桁の下になる部分全体に枠組を組んでいきます。
奥の方は梁式支保工といって、橋桁の下に丈夫な梁を設置します。梁式にすると、仮の橋桁のようなものの上で橋桁を作るので、橋の下を通行できるようにしておけます。